明治神宮の樹木は全国各地から献上された樹木

毎年元日に300万人以上の参拝客が訪れる明治神宮は、創建100年を迎えました。

明治天皇が1912年7月30日に崩御されると、天皇を追慕したいと全国から請願が集まり、1914年に新宮創建が考案されました。

南豊島御料地であった代々木に「永遠に続く杜」をテーマとした新宮が造苑されることになると、造苑にあたり境内に植える樹木の選考が始まりました。

背の高い喬木と背の低い潅木のうち、外国産の樹木、花や実をつける樹木、手入れが必要な樹木は選考から外されました。

日本政府は条件を満たす樹木の献上を公募したところ、全国から9万5559本が献樹され、全国1万3千人の有志青年の勤労奉仕による造苑整備が行われました。

1945年4月、アメリカの空襲により神宮本殿は焼失しましたが、国内外の寄付により、現在の姿に再建されました。

現在境内に献樹された樹木は、365種12万本にのぼり、都心部の貴重な緑地として親しまれているだけでなく、人工林が意図的に自然林化されたものとしても注目されています。

明治神宮に植えられている木々は、当時造園に関する一流の学者により100年後の環境変化や気候風土までも考慮し、計算して植樹されました。

70万平方メートルの境内が今尚人々に愛される場所となっているのには、知能の集結と国民の奉仕によるものが大きいのです。https://www.madewithsoul.net/